「斎宮歴史博物館も、いつきのみや歴史体験館も、史跡の中に建てられています。博物館の場所からは、奈良時代から室町時代の建物跡などが見つかっていますが、これら地下の遺構を壊さないように、深い基礎を打たないで、厚い盛土の上に建物をのせるように作られているんですよ」。
発掘調査が終わったら、将来にわたって遺構を保護・保存していくために掘った土を埋め戻して元の状態に戻すという。
確かにそうなんだろうな、と妙に納得。どの施設を見ても、斎宮のあるこの町を慈しみ、いろんな人に知ってもらいたい、守り続けたいという思いを深く深く感じるからだ。
※いつきのみや観月会の様子